いつか晴れた日に
ジェーン・オースティンの小説「分別と多感」を映画化した「いつか晴れた日に」を見ました。
話の方は、分別がある姉と、多感な妹、この対照的な性格の姉妹の恋愛を描いています。
それぞれが自分にふさわしいとい思える相手に出会います。そして、順調に結ばれるかとおもいきや・・・・。
大好きな女優さん、俳優さんがたくさん出演している映画で、楽しみにしてみました。
しかし、最初は違和感が。
エマ・トンプソンの役については、原作の年齢設定を変えた脚本にしたようです。原作では19歳になっています。それが27歳となると、あの時代で27歳の未婚女性。人々の扱いがちがってきてしまうとおもうのです。うーん、なんか年齢変更に無理があるかなと。
ただ、あの演技はやっぱりうまいんですけどね。
アラン・リックマンは、好きなんですが、どうも良い役に人に見えない。ハリ―ポッターのスネイプ先生とか、ラブアクチュアリーの浮気夫とか・・・。
なんかイメージが強すぎて、マリアン(ケイト・ウィンスレッ)に恋しながら、遠くから見守る姿が違和感が。
また、ヒュー・グラントもついついハンサムだけど、ダメ男ぽくて。原作の誠実な感じがしなかったです。
でも、徐々に彼らも見慣れて、後半は役柄として見れました。
文句なしだったのは、妹マリアンを演じたケイト・ウィンスレット。多感な、ある意味、エキセントリックな妹を好演してました。
一応、原作を読んでいます。
姉の分別のある行動、そして、恋。妹の、そこれそ、命をかけての恋。これを対照的に描いていますが、原作ではついつい目が妹に行ってしまいます。でも、この映画では徐々に姉に焦点が移行する感じ。
それと、ほぼ終わり近くまで、うまく映画化しているなと思いました。ただ、最後の方が駆け足で、大きな結末は描かれています。
が、オースティンが描きたかったであろう細かな結末というのでしょうか、その部分が抜けているように思えました。
イギリスの風景がとても綺麗で、それを見ているだけで、心癒されます。
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